犬のお腹が鳴る原因とは?キュルキュル音が続く時の注意点と受診目安を解説

愛犬のお腹から、
「キュルキュル」
「ぐるぐる」
「ゴロゴロ」
という音が聞こえると、少し心配になりますよね。

犬のお腹が鳴ること自体は、
必ずしも異常ではありません。

空腹や食後の消化、腸の動き、ガスの移動によって、
自然に音が出ることがあります。

一方で、
お腹の音がいつもより大きい、
何時間も続く、
下痢や嘔吐を伴う、
食欲がない、
お腹を痛がるといった場合は注意が必要です。

犬のお腹の音は、
軽い胃腸の不調から、
消化不良、寄生虫、膵炎、異物誤飲などの病気まで、
さまざまな原因で起こることがあります。

この記事では、

・犬のお腹が鳴る主な原因
・正常な音と注意したい音の違い
・すぐ受診すべき危険サイン
・自宅でできる対処法
・やってはいけないこと
・ドッグフードとお腹の音の関係

をわかりやすく解説します。


  1. 犬のお腹が鳴るのは普通?
  2. 犬のお腹の音で確認したいポイント
    1. ① 音がいつから続いているか
    2. ② 下痢や嘔吐があるか
    3. ③ 食欲や元気があるか
    4. ④ お腹を痛がっていないか
  3. 犬のお腹が鳴る主な原因
    1. ① 空腹
    2. ② 食後の消化活動
    3. ③ ガスがたまっている
    4. ④ フードの変更
    5. ⑤ 消化不良
    6. ⑥ ストレス
    7. ⑦ 下痢や腸炎
    8. ⑧ 寄生虫
    9. ⑨ 膵炎などの内臓疾患
    10. ⑩ 異物誤飲
  4. 注意したいお腹の音と症状
    1. ① キュルキュル音が長く続く
    2. ② 音が大きくて落ち着かない
    3. ③ お腹が張っている
    4. ④ お腹を痛がる
  5. すぐに病院へ行くべき危険サイン
  6. 自宅でできる対処法
    1. ① 音が出るタイミングを確認する
    2. ② 食事間隔を整える
    3. ③ 早食いを防ぐ
    4. ④ 水分を確認する
    5. ⑤ 便の状態を記録する
  7. お腹が鳴る時にやってはいけないこと
    1. ① すぐにフードを何度も変える
    2. ② 人間用の胃腸薬を使う
    3. ③ お腹を強く押す
    4. ④ 嘔吐や腹痛があるのに様子を見続ける
  8. ドッグフードとお腹の音の関係
  9. 受診時に伝えるとよいこと
  10. よくある質問
    1. Q. 犬のお腹がキュルキュル鳴るだけなら大丈夫ですか?
    2. Q. 空腹でお腹が鳴ることはありますか?
    3. Q. フードを変えたらお腹が鳴るようになりました。合っていないのでしょうか?
    4. Q. お腹が鳴って下痢もあります。病院に行くべきですか?
    5. Q. お腹の音と膵炎は関係ありますか?
  11. まとめ|犬のお腹が鳴る時は、音よりも一緒に出る症状を確認
  12. 関連リンク(重要)
  13. 【最新版】私がおすすめする犬用品10選

犬のお腹が鳴るのは普通?

犬のお腹が鳴るのは、
腸が動いている時に起こる自然な現象です。

胃や腸の中では、
食べ物、水分、ガスが移動しています。

その時に、
「キュルキュル」
「ぐるぐる」
「ゴロゴロ」
という音が出ることがあります。

特に、

・空腹の時
・食後
・水を飲んだ後
・ガスがたまっている時
・軽く腸が動いている時

には、お腹の音が聞こえることがあります。

愛犬が元気で、
食欲もあり、
便の状態も普段通りなら、
一時的なお腹の音は大きな問題ではないこともあります。

ただし、
音がいつもより大きい、
長く続く、
他の症状がある場合は注意が必要です。


犬のお腹の音で確認したいポイント

お腹の音が気になる時は、
音だけで判断するのではなく、
愛犬の全体の様子を見ることが大切です。

① 音がいつから続いているか

まず確認したいのは、
お腹の音がどのくらい続いているかです。

たとえば、

・一時的に鳴ってすぐ落ち着いた
・食前だけ鳴る
・食後に少し鳴る
・何時間も鳴り続ける
・毎日のように鳴る
・夜中や朝方によく鳴る

というように、
タイミングや頻度を確認しましょう。

一時的な音なら問題ないこともありますが、
長時間続く場合や、何日も繰り返す場合は、
胃腸に負担がかかっている可能性があります。

② 下痢や嘔吐があるか

お腹の音と一緒に、
下痢や嘔吐がある場合は注意が必要です。

お腹の音が強くなったあとに、
水っぽい便が出たり、
吐いたりする場合は、
胃腸の不調が関係している可能性があります。

特に、

・何度も下痢をする
・吐く
・血便がある
・便が臭い
・食欲がない
・元気がない

場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

③ 食欲や元気があるか

お腹が鳴っていても、
元気で食欲があり、便も正常なら、
一時的な腸の動きかもしれません。

一方で、

・ごはんを食べない
・おやつにも反応しない
・寝てばかりいる
・散歩に行きたがらない
・呼びかけへの反応が弱い
・ぐったりしている

場合は、胃腸だけでなく、
全身の体調不良が関係していることがあります。

④ お腹を痛がっていないか

お腹の音に加えて、
お腹を痛がる様子がある場合は注意が必要です。

犬のお腹の痛みは、

・背中を丸める
・伏せたまま動かない
・抱っこを嫌がる
・お腹を触ると嫌がる
・震える
・落ち着かない
・祈りのポーズをする

といった行動で現れることがあります。

お腹の音だけでなく、
痛みのサインがある場合は、
早めに受診してください。


犬のお腹が鳴る主な原因

犬のお腹が鳴る原因は、
日常的なものから病気までさまざまです。

ここでは、特に考えられる原因を整理します。

① 空腹

空腹時は、
胃腸が動くことでお腹が鳴ることがあります。

特に、

・朝ごはん前
・夕食前
・食事間隔が長い
・夜中や早朝
・食事量が少ない

場合に、キュルキュル音が聞こえることがあります。

空腹が原因の場合、
食事をすると落ち着くことがあります。

ただし、
空腹時に黄色い液体を吐く、
毎朝のようにお腹が鳴る、
食欲が落ちる場合は、
食事回数や胃腸の状態を見直す必要があります。

② 食後の消化活動

食後にお腹が鳴るのは、
消化活動の一部として起こることがあります。

食べ物が胃から腸へ移動し、
腸が動くことで音が出ます。

元気で、食欲もあり、便も正常なら、
食後の軽い音は問題ないこともあります。

ただし、
食後に毎回大きな音が鳴る、
下痢や嘔吐を伴う、
お腹を痛がる場合は注意しましょう。

③ ガスがたまっている

腸内にガスがたまると、
お腹がゴロゴロ鳴ることがあります。

ガスがたまりやすい原因には、

・早食い
・空気を飲み込みやすい
・食べすぎ
・フードが合っていない
・消化不良
・おやつの与えすぎ
・腸内環境の乱れ

などがあります。

おならが増えた、
便のにおいが強い、
お腹が張っている場合は、
食事や胃腸の状態を見直すきっかけになります。

④ フードの変更

急にフードを変えると、
腸が新しい食事に慣れず、
お腹が鳴ることがあります。

特に、

・主原料が変わった
・脂質が高くなった
・高たんぱくなフードに変えた
・食物繊維の量が変わった
・おやつも同時に変えた

場合は、便の状態も変わりやすくなります。

フード変更後に、
お腹の音、下痢、軟便、便のにおいの変化がある場合は、
切り替えが急だった可能性もあります。

⑤ 消化不良

食べたものをうまく消化できない時にも、
お腹が鳴ることがあります。

消化不良では、

・お腹が鳴る
・便がゆるい
・便が臭い
・ガスが多い
・吐く
・食欲が落ちる

といった症状が見られることがあります。

食べすぎ、早食い、脂質の多い食事、
体質に合わないフードなどが関係することがあります。

⑥ ストレス

犬はストレスで胃腸の動きが乱れることがあります。

たとえば、

・引っ越し
・旅行
・来客
・留守番時間の変化
・ペットホテル
・トリミング
・動物病院
・新しい犬や家族が増えた

などの後に、
お腹が鳴る、下痢をする、食欲が落ちることがあります。

一時的なストレスで落ち着くこともありますが、
症状が続く場合は他の原因も考えましょう。

⑦ 下痢や腸炎

お腹の音が大きく、
その後に下痢をする場合は、
腸が強く動いている可能性があります。

特に、

・水っぽい便
・粘液便
・血便
・便の回数が増える
・便のにおいが強い
・食欲がない

場合は注意が必要です。

腸炎、感染症、寄生虫、フード不一致などが関係していることがあります。

⑧ 寄生虫

子犬や保護犬、多頭飼育の犬では、
寄生虫が胃腸症状の原因になることがあります。

ジアルジアやコクシジウムなどでは、
下痢、悪臭便、体重が増えにくい、食欲不振などが見られることがあります。

お腹の音だけで寄生虫とは判断できませんが、
下痢が続く場合や、子犬で便の状態が悪い場合は、
便検査を受けることが大切です。

⑨ 膵炎などの内臓疾患

膵炎や肝臓、腎臓などの病気でも、
胃腸の不調が出ることがあります。

特に膵炎では、

・嘔吐
・下痢
・腹痛
・食欲不振
・元気消失
・お腹の違和感

などが見られます。

脂っこいものを食べたあとに、
お腹の音、嘔吐、腹痛が出た場合は注意が必要です。

⑩ 異物誤飲

おもちゃ、布、ビニール、骨、紐などを飲み込んだ場合、
胃腸に異常が起きることがあります。

異物誤飲では、

・吐く
・便が出ない
・お腹を痛がる
・食欲がない
・元気がない
・お腹が鳴る
・ぐったりする

などが見られることがあります。

異物が腸に詰まると命に関わることもあります。

誤飲の可能性がある場合は、
様子を見ずに動物病院へ相談してください。


注意したいお腹の音と症状

お腹の音だけでは、
病気かどうかを判断することはできません。

大切なのは、
音に加えてどんな症状があるかです。

① キュルキュル音が長く続く

一時的な音なら問題ないこともありますが、
何時間もキュルキュル音が続く場合は注意が必要です。

特に、

・食欲がない
・元気がない
・下痢をする
・吐きそうにする
・お腹を気にする

場合は、胃腸の不調が関係している可能性があります。

② 音が大きくて落ち着かない

お腹の音が大きく、
犬が落ち着かない場合は、
腹部の違和感や痛みがあるかもしれません。

歩き回る、伏せたり立ったりを繰り返す、
お腹を気にする場合は注意しましょう。

③ お腹が張っている

お腹が鳴るだけでなく、
お腹が張っている場合は注意が必要です。

ガスがたまっているだけのこともありますが、
胃拡張、腸閉塞、腹水、内臓の異常などが関係することもあります。

特に大型犬で、
お腹が急に膨らみ、苦しそうにしている場合は緊急性があります。

④ お腹を痛がる

お腹の音に加えて痛みがある場合は、
早めに受診しましょう。

痛みのサインには、

・背中を丸める
・震える
・祈りのポーズをする
・抱っこを嫌がる
・お腹を触られるのを嫌がる
・動きたがらない

などがあります。


すぐに病院へ行くべき危険サイン

次のような症状がある場合は、
早めに動物病院へ相談してください。

・お腹の音が何時間も続く
・下痢がある
・嘔吐がある
・食欲がない
・元気がない
・ぐったりしている
・お腹を痛がる
・お腹が張っている
・血便がある
・黒い便が出る
・水を飲まない
・便が出ない
・異物誤飲の可能性がある
・子犬やシニア犬で症状がある
・脂っこいものを食べた後に体調を崩した

特に注意したいのは、
お腹の音+嘔吐+腹痛
の組み合わせです。

この場合、
膵炎、異物誤飲、腸閉塞、重い胃腸炎などが隠れている可能性があります。

また、
お腹の音+下痢+元気がない
場合も注意が必要です。

子犬やシニア犬では、
短時間で脱水や体力低下が進むことがあります。

様子を見すぎず、早めに相談しましょう。


自宅でできる対処法

お腹の音が一時的で、
元気や食欲があり、便も普段通りなら、
自宅で様子を見られることもあります。

ただし、他の症状がある場合は、
無理に自己判断しないことが大切です。

① 音が出るタイミングを確認する

まずは、
お腹の音がいつ鳴るのかを確認しましょう。

・食前
・食後
・夜中
・朝方
・散歩後
・ストレス後
・フード変更後

タイミングを知ることで、
空腹や食事内容との関係が見えやすくなります。

② 食事間隔を整える

空腹時にお腹が鳴る犬では、
食事間隔が長すぎることがあります。

1回量を増やすのではなく、
1日の食事回数や時間を見直すことで、
落ち着く場合があります。

ただし、
持病がある犬や食事制限中の犬では、
食事内容を変える前に獣医師に相談しましょう。

③ 早食いを防ぐ

早食いは、
空気を一緒に飲み込みやすく、
ガスやお腹の音につながることがあります。

早食いが気になる場合は、

・早食い防止皿を使う
・少量ずつ分けて与える
・落ち着いた場所で食べさせる
・食後すぐ激しく遊ばせない

といった工夫ができます。

④ 水分を確認する

胃腸の調子が悪い時は、
水分を取れているかも大切です。

新鮮な水をいつでも飲めるようにし、
飲水量を確認しましょう。

水を飲まない、
飲んでも吐く、
ぐったりしている場合は受診が必要です。

⑤ 便の状態を記録する

お腹の音がある時は、
便の状態も確認しましょう。

・便の硬さ
・便の色
・便のにおい
・下痢の有無
・血や粘液の有無
・便の回数

を記録しておくと、
受診時に役立ちます。


お腹が鳴る時にやってはいけないこと

お腹の音が気になる時、
自己判断で行うと逆効果になることがあります。

① すぐにフードを何度も変える

お腹が鳴るからといって、
すぐに別のフードへ何度も変えるのは避けましょう。

急なフード変更は、
腸に負担をかけ、
下痢やお腹の音を悪化させることがあります。

② 人間用の胃腸薬を使う

人間用の胃薬や整腸剤を、
自己判断で犬に使うのは危険です。

犬に合わない成分が含まれていることがあります。

薬を使う場合は、
必ず動物病院で相談してください。

③ お腹を強く押す

お腹が鳴るからといって、
強く押したり、無理にマッサージしたりするのは避けましょう。

腹痛や腸の異常がある場合、
痛みや状態を悪化させる可能性があります。

④ 嘔吐や腹痛があるのに様子を見続ける

お腹の音だけなら一時的なこともありますが、
嘔吐、腹痛、ぐったり、便が出ないなどがある場合は注意が必要です。

長く様子を見るより、
早めに動物病院へ相談しましょう。


ドッグフードとお腹の音の関係

犬のお腹の音には、
ドッグフードや食事習慣が関係することがあります。

特に、

・急なフード変更
・脂質が高い食事
・食物繊維の量が合わない
・高たんぱくフードへの急な変更
・早食い
・食べすぎ
・おやつの与えすぎ
・消化しにくい原材料

などは、胃腸に負担をかけることがあります。

ただし、
お腹が鳴る=フードが悪い
とは限りません。

下痢、嘔吐、腹痛、食欲不振がある場合は、
病気の可能性も考える必要があります。

フードを見直す時は、

・愛犬の年齢に合っているか
・主原料が合っているか
・脂質やカロリーが高すぎないか
・便の状態が安定しているか
・急に切り替えていないか

を確認しましょう。


受診時に伝えるとよいこと

動物病院を受診する時は、
次のことを伝えると診察がスムーズです。

・いつからお腹が鳴っているか
・どんな音か
・どのタイミングで鳴るか
・食前か食後か
・下痢の有無
・嘔吐の有無
・食欲や元気の状態
・お腹を痛がるか
・便の色やにおい
・最近フードを変えたか
・おやつを変えたか
・異物誤飲の可能性
・子犬、成犬、シニア犬のどれか
・持病や服用中の薬

可能であれば、
お腹の音が鳴っている時の動画や、
便の写真を撮っておくと参考になります。


よくある質問

Q. 犬のお腹がキュルキュル鳴るだけなら大丈夫ですか?

元気や食欲があり、便も普段通りなら、一時的な腸の動きで鳴ることがあります。
ただし、音が長く続く、下痢や嘔吐がある、食欲がない場合は受診を検討してください。

Q. 空腹でお腹が鳴ることはありますか?

あります。
食事間隔が長い時や朝方などに鳴ることがあります。
ただし、毎日のように鳴る、黄色い液体を吐く、食欲が落ちている場合は、胃腸の不調も考えましょう。

Q. フードを変えたらお腹が鳴るようになりました。合っていないのでしょうか?

急なフード変更で腸が慣れず、お腹が鳴ることがあります。
切り替えが早すぎた可能性もあります。
下痢や嘔吐が続く場合は、フードだけでなく体調不良も考えて受診しましょう。

Q. お腹が鳴って下痢もあります。病院に行くべきですか?

下痢が1回だけで元気がある場合は様子を見られることもあります。
ただし、下痢が続く、嘔吐や元気消失がある、子犬やシニア犬の場合は早めに相談してください。

Q. お腹の音と膵炎は関係ありますか?

お腹の音だけで膵炎とは判断できません。
ただし、嘔吐、腹痛、食欲不振、元気消失が一緒にある場合は、膵炎などの病気も考える必要があります。


まとめ|犬のお腹が鳴る時は、音よりも一緒に出る症状を確認

犬のお腹が鳴ること自体は、
必ずしも異常ではありません。

空腹、食後の消化活動、ガスの移動などで、
キュルキュル・ぐるぐると音が出ることがあります。

ただし、注意したいのは、
お腹の音に加えて他の症状がある場合です。

特に、

・下痢
・嘔吐
・食欲不振
・元気がない
・腹痛
・お腹の張り
・血便
・便が出ない

がある場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

犬のお腹が鳴る原因には、

・空腹
・食後の消化
・ガス
・フード変更
・消化不良
・ストレス
・下痢や腸炎
・寄生虫
・膵炎などの内臓疾患
・異物誤飲

などがあります。

音だけで判断せず、
便の状態、食欲、元気、吐き気、腹痛の有無を一緒に見ることが大切です。

「お腹が鳴っているだけ」と決めつけず、
いつもと違う様子がある場合は、早めに相談しましょう。


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