
愛犬が背中を丸めていたり、
お腹を触られるのを嫌がったり、
伏せたまま動かなかったりすると、
「お腹が痛いのかな?」と心配になりますよね。
犬は言葉で痛みを伝えられません。
そのため、腹痛があっても、
鳴く、震える、動かない、落ち着きがない、
食欲がない、吐く、下痢をするなど、
行動の変化として現れることがあります。
犬のお腹の痛みには、
食べすぎや一時的な消化不良のような軽いものもあります。
しかし、
膵炎、異物誤飲、胃拡張・胃捻転、腸閉塞、子宮蓄膿症、尿路閉塞など、
早急な治療が必要な病気が隠れていることもあります。
特に、
吐こうとして吐けない、お腹がパンパンに張る、何度も吐く、ぐったりしている、歯ぐきが白い、呼吸が荒い場合は注意が必要です。
胃拡張・胃捻転では、吐こうとしても吐けない、よだれ、落ち着きのなさ、お腹の張り、腹痛、歯ぐきが白い、虚脱などが見られ、命に関わる緊急疾患とされています。
この記事では、
・犬がお腹を痛がる時に見られるサイン
・考えられる主な原因
・すぐ受診すべき危険サイン
・自宅でできるチェック
・やってはいけないこと
・食事や生活習慣との関係
をわかりやすく解説します。
犬のお腹が痛そうな時に見られるサイン

犬はお腹が痛くても、
人のように「お腹が痛い」と伝えることができません。
そのため、次のような行動がサインになることがあります。
・背中を丸める
・伏せたまま動かない
・お腹を触られるのを嫌がる
・抱っこを嫌がる
・震える
・落ち着きがない
・歩き回る
・祈りのポーズをする
・食欲がない
・元気がない
・吐く
・下痢をする
・便が出ない
・よだれが多い
・お腹が張っている
・呼吸が荒い
特に「祈りのポーズ」は、
前足を伸ばして胸を床に近づけ、お尻を高く上げるような姿勢です。
犬がこの姿勢を繰り返す場合、
腹部の違和感や痛みが関係していることがあります。
膵炎でも、犬が頭を下げてお尻を上げるような祈りのポーズを示すことがあると説明されています。
ただし、これらのサインがあるからといって、
必ず腹痛とは限りません。
腰の痛み、関節痛、泌尿器トラブル、呼吸の苦しさなどでも、
似たような行動を見せることがあります。
大切なのは、
お腹の痛みらしいサインに加えて、
嘔吐、下痢、食欲不振、お腹の張り、尿や便の異常がないかを一緒に見ることです。
犬のお腹が痛そうな時に確認したいポイント
お腹が痛そうに見える時は、
すぐに原因を決めつけず、
いくつかのポイントを確認しましょう。
① いつから痛そうなのか
まず確認したいのは、
いつから様子がおかしいのかです。
たとえば、
・食後すぐに痛そうになった
・散歩後に痛そうになった
・朝から元気がない
・夜中に急に落ち着かなくなった
・数日前から少しずつ悪化している
・突然ぐったりした
というように、
始まったタイミングは原因を考えるヒントになります。
食後すぐなら食べすぎ、胃拡張、胃腸のトラブル、
何かをかじった後なら異物誤飲、
数日続く場合は慢性的な胃腸炎や内臓疾患なども考えます。
② 吐いているか
腹痛と一緒に嘔吐がある場合は注意が必要です。
特に、
・何度も吐く
・水を飲んでも吐く
・吐こうとしているのに何も出ない
・黄色い液体を吐く
・血が混じる
・食欲がない
・ぐったりしている
場合は、単なる消化不良ではない可能性があります。
膵炎、異物誤飲、腸閉塞、胃拡張・胃捻転、重い胃腸炎などが関係することがあります。
異物による胃腸閉塞では、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、脱水、元気消失などが見られ、
緊急対応が必要になることがあります。
③ 下痢や血便があるか
腹痛に加えて、
下痢や血便がある場合も注意が必要です。
たとえば、
・水っぽい下痢
・粘液便
・血便
・黒い便
・便の回数が増える
・便が臭い
・お腹がキュルキュル鳴る
といった症状です。
胃腸炎、寄生虫、感染症、食事の変化、膵炎などが関係することがあります。
子犬で嘔吐や下痢、血便がある場合は、
感染症や寄生虫も考える必要があります。
④ 便や尿は出ているか
お腹が痛そうな時は、
便と尿の状態も必ず確認しましょう。
便が出ていない場合は、
便秘、腸閉塞、異物誤飲などが関係することがあります。
また、何度も踏ん張っているのに出ない場合、
便ではなく尿が出にくい可能性もあります。
特にオス犬で、
何度も排尿姿勢をとるのに尿が出ない場合は、
尿道閉塞などの緊急疾患が疑われます。
「お腹が痛そう」と見えても、
実際には膀胱や尿道の痛みであることもあります。
⑤ お腹が張っているか
お腹が痛そうで、さらにお腹が張っている場合は注意が必要です。
確認したいのは、
・急にお腹がパンパンになった
・お腹が硬い
・触ると嫌がる
・横になれない
・吐こうとして吐けない
・よだれが多い
・呼吸が荒い
といった症状です。
特に、
お腹が張る+吐こうとして吐けない
場合は、胃拡張・胃捻転の可能性があります。
胃拡張・胃捻転は、胃がガスや食べ物で膨らみ、ねじれることで血流や呼吸にも影響する命に関わる状態とされています。
犬のお腹が痛くなる主な原因

犬のお腹の痛みには、
さまざまな原因があります。
ここでは、よく考えられる原因を整理します。
① 食べすぎ・早食い
食べすぎや早食いによって、
胃腸に負担がかかり、お腹が痛そうに見えることがあります。
たとえば、
・いつもより多く食べた
・おやつを食べすぎた
・盗み食いをした
・早食いした
・食後に苦しそう
・お腹が張っている
場合です。
軽い消化不良で一時的に落ち着くこともあります。
ただし、食後に急にお腹がパンパンに張る、
吐こうとして吐けない、落ち着きがない場合は、
胃拡張・胃捻転の可能性もあるため注意が必要です。
② フード変更・消化不良
急にフードを変えたり、
食べ慣れないものを食べたりすると、
胃腸がびっくりして腹痛や下痢につながることがあります。
特に、
・急にフードを全量切り替えた
・脂っこいものを食べた
・人間の食べ物を食べた
・新しいおやつを与えた
・食後にお腹が鳴る
・便がゆるい
場合は、食事が関係しているかもしれません。
フードを変える時は、
今までのフードに少しずつ混ぜながら進めることが大切です。
③ 胃腸炎
胃や腸に炎症が起こると、
お腹の痛み、嘔吐、下痢、食欲不振などが見られることがあります。
胃腸炎の原因には、
・食べ慣れないもの
・細菌やウイルス
・寄生虫
・ストレス
・フード不一致
・拾い食い
・中毒
・異物
などがあります。
軽い胃腸炎なら改善することもありますが、
何度も吐く、下痢が止まらない、血便がある、元気がない場合は受診が必要です。
④ 異物誤飲
おもちゃ、布、ビニール、紐、骨、石、果物の種などを飲み込むと、
お腹の痛みにつながることがあります。
異物が胃や腸に詰まると、
食べ物や液体が通れなくなり、
嘔吐、腹痛、食欲不振、元気消失などが出ることがあります。
胃腸の異物閉塞は、異物が胃や小腸に詰まって内容物の通過を妨げる状態で、外科的な処置が必要になることもある緊急疾患です。
特に、
・何度も吐く
・便が出ない
・食欲がない
・お腹を痛がる
・ぐったりしている
・何かを食べた可能性がある
場合は、すぐに動物病院へ相談しましょう。
⑤ 膵炎
犬の腹痛で注意したい病気のひとつが、
膵炎です。
膵炎は、膵臓に炎症が起こる病気です。
犬の膵炎では、腹痛、食欲不振、嘔吐が見られることがあり、祈りのポーズを示すこともあります。
症状としては、
・吐く
・食欲がない
・お腹を痛がる
・背中を丸める
・祈りのポーズをする
・下痢をする
・元気がない
・ぐったりする
などがあります。
脂っこいものを食べた後に体調を崩した場合や、
嘔吐と腹痛が一緒にある場合は注意が必要です。
膵炎は軽く見えても悪化することがあるため、
早めに受診しましょう。
⑥ 便秘
便秘で便がたまると、
お腹が痛そうに見えることがあります。
たとえば、
・便が何日も出ていない
・何度も踏ん張る
・硬い便が少しだけ出る
・排便時に痛がる
・お腹が張っている
・食欲が落ちている
場合です。
ただし、便秘だと思っていても、
異物誤飲や腸閉塞、尿が出ない状態のこともあります。
便が出ないことに加えて、
嘔吐、元気消失、お腹の張りがある場合は受診してください。
⑦ ガス溜まり・お腹の張り
腸内にガスがたまると、
お腹が張ったり、痛そうに見えたりすることがあります。
原因としては、
・早食い
・空気を飲み込みやすい
・フードが合っていない
・食べすぎ
・消化不良
・腸内環境の乱れ
などがあります。
ただし、急なお腹の張りや強い痛みがある場合は、
単なるガスと決めつけないようにしましょう。
⑧ 尿路トラブル
お腹が痛そうに見えて、
実は膀胱や尿道の痛みが関係していることもあります。
たとえば、
・膀胱炎
・尿路結石
・尿道閉塞
・前立腺の病気
などです。
症状としては、
・何度もトイレに行く
・少量しか尿が出ない
・尿が出ない
・排尿時に鳴く
・血尿がある
・陰部を気にする
・お腹を触られるのを嫌がる
などがあります。
尿が出ない状態は緊急です。
お腹が痛そうで、
尿が出ていない場合はすぐに動物病院へ連絡してください。
⑨ 子宮蓄膿症
避妊していないメス犬では、
子宮蓄膿症にも注意が必要です。
子宮蓄膿症は、
子宮の中に膿がたまる病気です。
命に関わることもあります。
発情後しばらくしてから、
・元気がない
・食欲がない
・水をよく飲む
・尿が増える
・吐く
・お腹が張る
・陰部から膿のようなものが出る
・お腹を痛がる
といった症状がある場合は注意してください。
避妊していないメス犬で、
腹痛や体調不良がある場合は、早めに受診しましょう。
⑩ 肝臓・胆のう・腎臓などの内臓疾患
肝臓、胆のう、腎臓などの病気でも、
お腹の痛みや違和感が出ることがあります。
たとえば、
・黄疸
・胆のう疾患
・腎臓病
・肝臓病
・腫瘍
・腹水
などです。
白目や歯ぐきが黄色い、尿の色が濃い、食欲がない、嘔吐する、
体重が減っている場合は、内臓の病気も考える必要があります。
特に注意したい危険な病気

お腹が痛そうに見える時、
特に早急な受診が必要になる病気があります。
胃拡張・胃捻転
胃拡張・胃捻転は、
胃がガスや食べ物で大きく膨らみ、
さらにねじれてしまう病気です。
大型犬や胸の深い犬種で特に注意されますが、
小型犬でも絶対に起こらないわけではありません。
症状としては、
・急にお腹が張る
・吐こうとして吐けない
・よだれが多い
・落ち着きがない
・ハアハアする
・お腹を痛がる
・歯ぐきが白い
・ぐったりする
などがあります。
Cornell University College of Veterinary Medicineでは、胃拡張・胃捻転は突然起こる命に関わる状態で、即時の医療・外科処置が必要と説明されています。
異物誤飲・腸閉塞
異物誤飲による腸閉塞も、
腹痛の重要な原因です。
詰まった場所や程度によって症状は変わりますが、
・何度も吐く
・食欲がない
・腹痛
・下痢
・便が出ない
・元気がない
・脱水
などが見られることがあります。
腸閉塞では、完全に詰まると便が出なくなり、嘔吐や腹痛、元気消失が見られることがあり、早急な受診が必要です。
膵炎
膵炎は腹痛、嘔吐、食欲不振を起こすことがある病気です。
特に、
脂っこいものを食べた後に、
吐く、元気がない、お腹を痛がる場合は注意が必要です。
膵炎は重症化することもあるため、
「少しお腹が痛いだけ」と様子を見すぎないようにしましょう。
尿道閉塞
尿道閉塞は、
尿が出なくなる緊急疾患です。
腹痛のように見えることがありますが、
実際には膀胱がパンパンになって強い痛みが出ている場合があります。
特にオス犬で、
・何度も排尿姿勢をとる
・尿が出ない
・少ししか出ない
・痛がる
・ぐったりしている
場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。
すぐに病院へ行くべき危険サイン

次のような症状がある場合は、
早めに、または緊急で動物病院へ相談してください。
・何度も吐く
・吐こうとして吐けない
・お腹が急に張った
・お腹が硬い
・お腹を触ると強く嫌がる
・祈りのポーズを繰り返す
・震えている
・ぐったりしている
・呼吸が荒い
・歯ぐきが白い
・歯ぐきが紫っぽい
・血便がある
・黒い便が出る
・水を飲まない
・食欲がない
・便が出ない
・尿が出ない
・異物誤飲の可能性がある
・避妊していないメス犬で体調が悪い
・子犬やシニア犬で症状がある
特に注意したいのは、
お腹が痛そう+吐こうとして吐けない+お腹が張る
の組み合わせです。
これは胃拡張・胃捻転の危険サインとして知られています。
また、
お腹が痛そう+何度も吐く+便が出ない
場合は、異物誤飲や腸閉塞の可能性があります。
お腹が痛そう+尿が出ない
場合は、尿道閉塞などの緊急疾患も考えます。
このような場合は、
自宅で様子を見るより、すぐに動物病院へ連絡してください。
自宅でできるチェック

お腹が痛そうな時は、
無理に原因を判断するより、
状態を整理して動物病院に伝えられるようにしましょう。
確認したいポイントは以下です。
・いつから痛そうか
・急に始まったか
・食後に悪化したか
・吐いているか
・吐こうとして吐けないか
・下痢があるか
・血便があるか
・便は出ているか
・尿は出ているか
・お腹が張っているか
・お腹が硬いか
・触ると嫌がるか
・食欲はあるか
・水を飲めているか
・元気はあるか
・何かを飲み込んだ可能性があるか
・避妊しているか
・シニア犬か子犬か
可能であれば、
痛そうな姿勢や歩き方、吐こうとしている様子を動画で撮っておくと、
診察時に役立つことがあります。
ただし、
ぐったりしている、呼吸が荒い、吐こうとして吐けない、尿が出ない場合は、
動画を撮るより受診を優先してください。
お腹が痛そうな時にやってはいけないこと
犬がお腹を痛がっている時に、
自己判断で行うと危険なことがあります。
① お腹を強く押す
お腹が痛そうだからといって、
強く押したり、揉んだりするのは避けましょう。
胃拡張、腸閉塞、腹水、内臓疾患、腹痛がある場合、
痛みや状態を悪化させる可能性があります。
軽く触って嫌がる場合は、
それ以上無理に確認しないでください。
② 人間用の薬を使う
胃薬、痛み止め、下痢止め、便秘薬などを、
自己判断で犬に使うのは危険です。
犬に使えない成分が含まれていることがあります。
また、痛み止めで症状が隠れると、
病気の発見が遅れることもあります。
薬は必ず獣医師の指示で使いましょう。
③ 吐かせようとする
異物を食べたかもしれない時に、
自宅で無理に吐かせようとするのは危険です。
飲み込んだ物によっては、
食道や胃を傷つけたり、誤嚥したりする可能性があります。
異物誤飲が疑われる場合は、
すぐに動物病院へ連絡してください。
④ 無理に食べさせる
お腹が痛そうで食欲がない時に、
無理に食べさせるのは避けましょう。
吐き気や胃腸の異常がある場合、
さらに負担になることがあります。
特に、何度も吐く、ぐったりしている場合は、
食事より受診を優先してください。
⑤ 長く様子を見る
軽い腹痛に見えても、
原因によっては短時間で悪化することがあります。
特に、
吐く、ぐったり、血便、お腹の張り、尿が出ない、異物誤飲の可能性がある場合は、
長く様子を見ないようにしましょう。
食事やドッグフードとの関係

犬のお腹の痛みには、
食事や食べ方が関係することがあります。
たとえば、
・早食い
・食べすぎ
・急なフード変更
・脂質が高い食事
・食べ慣れないおやつ
・人間の食べ物
・拾い食い
・体質に合わないフード
などです。
ただし、
お腹が痛そう=フードが悪い
とすぐに決めつけるのは危険です。
膵炎、異物誤飲、胃拡張・胃捻転、尿路トラブル、子宮蓄膿症など、
食事以外の病気が関係していることもあります。
日頃の食事管理としては、
・早食いを防ぐ
・食事量を守る
・急にフードを切り替えない
・脂っこいものを避ける
・人間の食べ物を与えない
・拾い食いを防ぐ
・食後すぐ激しく運動させない
ことを意識しましょう。
ただし、
嘔吐、腹痛、お腹の張り、ぐったりがある時は、
フードを見直す前に、まず動物病院で原因を確認することが大切です。
受診時に伝えるとよいこと

動物病院を受診する時は、
次のことを伝えると診察がスムーズです。
・いつからお腹が痛そうか
・急に始まったか、少しずつか
・食後に悪化したか
・吐いているか
・吐こうとして吐けないか
・下痢や血便はあるか
・便は出ているか
・尿は出ているか
・お腹が張っているか
・お腹を触ると嫌がるか
・食欲や元気の状態
・水を飲めているか
・よだれが多いか
・呼吸が荒いか
・最近フードやおやつを変えたか
・拾い食いや誤飲の可能性
・避妊しているか
・発情後かどうか
・持病や服用中の薬
可能であれば、
痛そうな姿勢、歩き方、吐く様子、便や尿の写真を用意すると参考になります。
特に異物誤飲が疑われる場合は、
食べた可能性がある物の残りや写真、パッケージを持参するとよいです。
よくある質問
Q. 犬が背中を丸めています。お腹が痛いのでしょうか?
お腹の痛みで背中を丸めることがあります。
ただし、腰痛や関節痛、体調不良でも似た姿勢をとることがあります。
嘔吐、下痢、食欲不振、お腹の張りがある場合は受診を検討してください。
Q. 犬が祈りのポーズをしています。危険ですか?
腹部の違和感や痛みで祈りのポーズをすることがあります。
膵炎などでも見られることがあります。
何度も繰り返す、吐く、食欲がない、元気がない場合は早めに受診しましょう。
Q. お腹を触ると嫌がります。様子見でいいですか?
一時的に嫌がるだけなら様子を見られる場合もあります。
ただし、強く嫌がる、震える、吐く、お腹が張る、ぐったりしている場合は注意が必要です。
無理に触らず、動物病院へ相談してください。
Q. 吐こうとして吐けない場合は緊急ですか?
緊急の可能性があります。
お腹の張りや落ち着きのなさ、よだれがある場合は、胃拡張・胃捻転が疑われることがあります。
夜間でも動物病院へ連絡してください。
Q. 便秘でもお腹が痛くなりますか?
便秘で腹痛やお腹の張りが出ることはあります。
ただし、便秘と思っていたら腸閉塞や異物誤飲、尿が出ない状態のこともあります。
嘔吐や元気消失がある場合は受診してください。
まとめ|犬のお腹が痛そうな時は、姿勢・嘔吐・お腹の張りを確認
犬のお腹が痛そうな時は、
背中を丸める、震える、伏せたまま動かない、
お腹を触られるのを嫌がる、祈りのポーズをするなどのサインが見られることがあります。
原因には、
・食べすぎ
・早食い
・消化不良
・胃腸炎
・異物誤飲
・膵炎
・便秘
・ガス溜まり
・尿路トラブル
・子宮蓄膿症
・胃拡張・胃捻転
・肝臓や胆のう、腎臓などの内臓疾患
などがあります。
特に注意したいのは、
・何度も吐く
・吐こうとして吐けない
・お腹が張っている
・お腹が硬い
・ぐったりしている
・血便がある
・便が出ない
・尿が出ない
・異物誤飲の可能性がある
場合です。
このような症状がある時は、
自宅で薬を使ったり、お腹を強く押したりせず、
早めに動物病院へ相談してください。
「少しお腹が痛いだけかな」と見過ごさず、
姿勢、食欲、元気、嘔吐、下痢、便や尿の状態を一緒に確認することが大切です。
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